Veoを導入した男子バスケットボールチーム『ONELYS和歌山』。
Cloud9はこの度、そのONELYS和歌山を運営する特定非営利活動法人one-s futureとパートナーシップ契約を締結。
今回はone-s future理事長でもあり球団代表兼監督を務める上田頼飛氏とGM兼選手として活躍する川田稜介氏、そして事務局長を務める東海圭悟氏にVeoを使った感想、そしてパートナーシップ契約についてお話を伺いました。
Veo導入はどう考えてもメリットしかない
上田代表:Veoを導入するまでは一般的なカメラやスマートフォンで定点撮影をしていたんですが、カメラから遠くなるとどうしても見えづらくて困っていました。でもVeoでは全体を俯瞰で撮影できるので、そのような悩みもなくなりました。
映像も綺麗ですから選手も積極的に観てくれますし、主体的な意識もとても高まりました。Veoの導入はどう考えてもメリットしかないですね。
川田GM:選手としても、俯瞰で映像を観られることは大きなメリットですね。主観でその時のプレーが正解だと思っても、実際に引きの映像で観てみたらそうではなかったということがよくあります。Veoのおかげで、これまでは難しかった“客観的な振り返り”ができるようになり、個人のスキルアップにつながっています。
また、隙間時間に観られるのもいいですね。インターネットに接続できる環境さえあればどこでも観ることができますので、移動中の時間などを有効活用できます。僕たちのような社会人チームでは、選手全員の都合を合わせるのも大変です。わざわざビデオミーティングの時間を設けなくても、それぞれが手の空いたタイミングで動画を確認できるのでとても助かっています。
東海事務局長:Veoはプロ志望選手のハイライト作りにも最適だと思います。練習試合などで撮ったものを簡単に編集して球団に送れますから、チームの運営としてもありがたいです。
また、ケガをした時の状況を後から確認できるのもいいですね。トレーナーやドクターに動画を観てもらうことで、ケガの原因はもちろん、治療にも役立ちますので、チーム単位ではなく施設で設置されるようになると、プロアマ問わずスポーツをする多くの人たちが助かるのではないでしょうか。
スマートフォンの回線でも動画をUPできたら
上田代表:今後は、スマートフォンの回線でも動画をアップできるようになったら嬉しいですね。前半の試合をその場ですぐに観られれば、さらに活用の幅が広がると思います。(サッカーやフットサルではライブ配信ですぐに動画を確認できます)
また、映像をどの選手が観たか確認できるようなシステムがあると、管理の面でも役立つかもしれません。
川田GM:VeoのホームページやYouTubeの紹介動画だと、サッカーでの活用がメインのような印象を受けました。実際は様々な競技で使われているので、そういう動画があれば導入したいというチームも増えていくのではないでしょうか。
バスケットボールチームや施設などで導入するところが増えるよう、実際に僕らがVeoを活用している動画をぜひ使っていただけたらと思います。
紹介動画はこちら
Veoをハブとして、様々な人とつながっていける事業を
特定非営利活動法人one-s futureは、『ONELYS和歌山』の他、聴覚障がいを持った選手によるデフバスケットボールチーム『ONELYS誠family』の運営や、障がい者就労支援、障がい児療育を目的とした放課後デイサービスなど、様々な活動を行っています。
Veoレンタルサービス事業を通して様々なスポーツ組織の支援に力を入れているCloud9は、「性別、子ども、障がい者、人種関係なくスポーツでつながり、まちの発展の目指す」というone-s futureの活動に共鳴、本パートナーシップに至りました。
上田代表:以前から業界を問わず、世の中に広く貢献できる事業をできたらと考えていました。今回のCloud9さんとのパートナーシップ契約は、その第一歩として非常に有意義なものになると確信しています。
例えばVeoのデータは練習メニューの調整に活かすことも可能ですし、脳機能改善のためのメソッドにつなげることもできると思っています。
我々が目指すのは、寄り添うだけではなく、改善するための福祉です。Cloud9さんが持つテクノロジーの力をお借りして、様々な形でコラボレーションを実現していきたいですね。
現在Veoは、スポーツの場だけではなく教育現場でも導入が進んでいます。動画やデータから体の動きを客観視することで、気づきを促し学習成果を上げていくこと。自分の体を理解し、どう付き合っていくかを学ぶこと。それは、障がい者療育の場でも大いに役立つと考えています。
“Veoを代表する「テクノロジー」をハブとして、様々な人とつながっていける事業を”――Cloud9がONELYS和歌山、one-s futureと共に展開していく新たな挑戦、新たな事業にぜひご期待ください。